こんにちは!けんつです!
今回は、仮想通貨に投資するべきか迷っている方に向けてお話します!
この記事を読むと、仮想通貨を投資する際のリスク管理について参考になるはずです!
仮想通貨とは、ビットコインやイーサリアムに代表される、主にブロックチェーン技術を使用した通貨です。
通貨といっても、円やドルなどのように中央銀行が発行するようなものではなく、個人と個人の間で取引されたデータそのものが通貨となります。
人々が純粋に、そのデータに価値を見出して取引するので、需要と供給の関係でのみ、その価格が決まります。
ビットコインをはじめ、ほとんどの仮想通貨は、予めプログラムされた改ざん不可能な仕組みによってのみ運用され、政府などが介入できないので、非常に民主的な通貨になるのではないかと期待されています。
ただし詐欺なども多く、有名人の発言一つで価格が大きく変動したりと、かなり不安定な要素を抱えています。
仮想通貨投資=投機です!
では、仮想通貨は投資に値するのか?
結論を言えば、非常にリスクが高いが、リスク管理が出来るならば投機として自己責任で取引して下さいって感じです!
仮想通貨自体は価値を生み出さない
仮想通貨自体は、何も価値を生み出しません。
株式みたいに会社が頑張って働いて利益を出す、といったことが無いからです。
常に買いたい側と売りたい側の合意点で価格が決まります。
つまり買った時には、将来その価格よりも高く売ることを期待して買っているのです。
これは、投資ではなく投機の考え方です。
仮想通貨の価格の根拠
では、仮想通貨を買う人は、なぜ仮想通貨に価値を感じているのでしょうか?
以下の事が考えられます。
- 発行上限数が予め決まっている点が価値の担保になっている
- 全世界的には今後もインフレしていくので、相対的に仮想通貨の価値が上がる
- 政府がどんどんお金を刷っているので、相対的に仮想通貨の価値が上がる
- 発展途上国等においては、自国通貨よりも安全性が高い
- なんかよく分からないけど価値が上がりそうだから持っている
他にも色々な理由はあると思いますが、これらの根拠をもとに人々が売買することによって価格が決まっています。
なんかよく分からないけど価値が上がりそうだから持ってるって人は、すぐに辞めたほうが良いと思いますけどね・・・
それだとただのギャンブルです。
手数料が高すぎ!確定申告が必要!
あと、まだまだ仮想通貨取引は手数料と税金が高いです!
表面的に売買手数料がかかってないように見えても、スプレッドがめちゃくちゃ広いので、実質的な手数料はかなり高くなっています。
また、仮想通貨の取引で出た利益は雑所得となるため、自身での確定申告が必要となります。
雑所得は総合課税となりますので、給与所得などと合算して税額が決まります。
4000万円以上所得が合った場合は、住民税とあわせて最大55%の税率がかかります。
リスク管理の方法
では実際、どのようにリスクを管理するのか?
僕の考えるルールを説明します!
資産の2~3%程度を上限に
まず、大きな価格変動が予想されますし、価値が大暴落する可能性もありますので、仮にゼロになっても生活に支障がない範囲で行うべきです。
具体的には、資産の2~3%を上限にしたほうが良いと思います。
価格がかなり上がって2~3%を超えた場合は売って他の資産に移したほうが良いです。
ただし、利益が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。
分散したほうが良い
仮想通貨はアルトコインを含めると本当にたくさんあって、何に投資したら良いか迷いますよね。
僕は、資産における2~3%の仮想通貨用資金のうち、ビットコインに60%、イーサリアムに30%、その他に10%程度と決めて分散しています。
決め手は、時価総額と取引量、流動性などです。
ただでさえ値動きの激しい仮想通貨ですから、出来るだけメジャーなものでトレードすべきです。
国内の比較的安全でメジャーな取引所で取り扱っている仮想通貨のみにしたほうが良いと思います。
そもそも買っている人が少ないアルトコインは、詐欺も多いので手を出さないほうが良いと思います。
2018年の仮想通貨バブルの時に国産のよく分からないアルトコインを購入していた友人と2021年の仮想通貨バブルの時に会いましたが、その時にもまだ損失が出ているようでした。
ビットコインが2018年バブルで200万円、2021年バブルで600万円以上まで行った事を考えると、驚くべきパフォーマンスの悪さです。
レバレッジは避けよう
ただでさえボラティリティが高い仮想通貨。
レバレッジをかけた取引は、やらないほうが良いでしょう。
資金が一気に吹っ飛ぶ事も考えられます。
トレードの基本は資金管理。
資金がなくなってゲームが続けられなくなる事だけは、なんとしても避けなくてはなりません!
出口戦略はどうする?
仮想通貨は、値動きが激しいため、波に乗れれば短期間にかなりの利益が出ることがあります。
でも、「このまま上がり続ける!」とか「利益の取りっぱぐれは嫌だから、ピークを打ってから下落トレンド入りした時に売ろう」とか思って売りどきをタイミングしてると、だいたい急な下落に慌てふためき、結局最悪のタイミングで狼狽売りしてしまったりします。
そうならないために、出口戦略を定めておく必要があります。
僕のオススメは、本多静六式「10割益半分手放し」です!
つまり、価格が元本の倍になったら、半分売り(元本回収し)、残りはゼロになっても損がない状態にするんです。
そうすれば、残った半分はその後の上昇も取りっぱぐれないですし、元本は回収してますので、相場が大きく崩れても損失を受けることはありません。
非常に心安らかにその後もトレードすることが出来ます。
本多静六の投資哲学は、タメになりますよ!
まとめ
まとめます!
- 仮想通貨投資は、投資ではなく投機!
- 多くても資産の2~3%を上限に取引しよう!
- 通貨はメジャーなもの数個に分散しよう!
- レバレッジは避けよう!
- 出口戦略は「10割益半分手放し」
仮想通貨に限らず、投資も投機も自己責任で!
最後まで読んでくれてうれしいです!
値動きの激しい仮想通貨は上級者向け。
何に資金を投じているのかよく理解した上で、きちんと戦略を立てて、資金管理を徹底して臨んで下さい!
それでは、さようなら!
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