こんにちは!けんつです!
今回は、投資戦略について学びたいサラリーマンの人に向けて、ドルコスト平均法がいかにサラリーマンにとって有利な武器になるか、図解で分かりやすく解説していきます!
最後まで読んでくれるとうれしいです!
結論:サラリーマンはドルコスト平均法を使うべき!
結論からいうと、サラリーマンが資産形成として投資をする場合、ドルコスト平均法を使わない手はないと思います!
資産形成というと、自分の老後なり、子供の教育資金なりで後々使うことになるお金ですから、出来るだけ安定的に増やしたいですよね?
いざ使おうと思った時に元本割れしていたら、何のためにリスクをとって投資したのか分かりません!
短期でドカンと利益を得たいという人は投資ではなく投機、下手したらギャンブルです。
家族の将来ために安定的に資産形成したいならば、ドルコスト平均法はとっても強い武器になります!
ドルコスト平均法とは?
では、ドルコスト平均法とはどういうものなのかについて、具体的に解説していきますね!
専門用語など出来るだけ使わずに優しく説明しますので、頑張ってついてきて下さい!
決まった間隔で毎回同じ金額を買い続ける手法です
ドルコスト平均法とは、決まった間隔で一定金額ずつ購入し続ける投資手法となります。
具体的に例を挙げると、毎月決まった日に3万円ずつ投資信託を購入し続ける、などといった感じですね。
毎日、毎週、毎年など、間隔は人それぞれですが、頻繁になればなるほど管理が大変になりますが、ドルコスト平均法の効果は上がります。
僕は、SBI証券で毎月積立設定しています!
時間分散:買うタイミングを考えなくていい
ドルコスト平均法で購入し続けるということは、買うタイミングが機械的に決まってしまっているということです。
ですので、「今は買いなのか?」「買ってから下がったらどうしよう・・・」などと、タイミングのことで悩む必要がなくなります!
これは、かなり精神安定剤になります。
どうせ定期的に買う事が決まっているので、本来ならば価格が下がるとドキドキして夜も眠れないところ、逆に「安く買えてラッキー!」って感じのメンタルになるんです!
分かりやすく、リンゴを毎月1万円分ドルコスト平均法で購入したと仮定してグラフで表すと、こんな感じです!
価格が下がった時にたくさん、価格が上がったときには少なくリンゴを購入できているのが分かると思います!
価格が下がった時は安売り、つまりはバーゲンセールってやつですね!
リンゴに例えると、とっても分かりやすいと思います^^
数字のマジック:結果的に平均“以上”の効果を得られる
価格が上がった時に購入量を抑え、価格が下がった時に多く買える、ていうのは何となく分かってもらえたかと思いますが、実はドルコスト平均法の凄いところは、この先なんです!
先程のリンゴの価格と同じ推移で、ドルコスト平均法で毎回同じ金額分購入したものと、毎回100個ずつ購入したものとを比べてみた表が、以下の表になります。
注目すべき点は、どちらの購入方法でも結果的に5万円お金を使ったにも関わらず、ドルコスト平均法の方が平均単価が低くなっている点です。
また、毎回100個ずつ購入する買い方は5回で500個購入したのに対して、ドルコスト平均法の方はリンゴを578個も購入出来ています!
つまり、ドルコスト平均法の方が、同じ金額でより多くのリンゴを購入できたということになるのです!
まるで魔法じゃないですか!?
わくわくしますね!
投資に話題を戻して考えると、毎月ドルコスト平均法で購入し続けることで、実際は平均よりも安く商品を購入することが出来るということなんです!
ドルコスト平均法のデメリット
素晴らしい効果を発揮するドルコスト平均法ですが、実はデメリットもあります。
そちらの解説もしていきますね!
下がり続ける相場には弱い
ドルコスト平均法は、下がり続ける相場においては弱いです。
たとえ安くなった時にたくさん買えても、その後価格が上がらなければ、買ったあとで価格が下がって、また買ったあとで価格が下がって・・・という風に損失が大きくなっていくからです。
もちろん、その後価格が上がれば、その前にたくさん購入していた分、価格上昇の恩恵を受けられます!
つまり、ドルコスト平均法を使うのであれば、価格が上がったり下がったりしながら、最終的に右肩上がりで推移していくものに投資すべきです!
一括で投資したほうがリターンがあがる
実は手元にまとまったお金がある場合、それを一定額ずつ期間分散してドルコスト平均法で買うよりも、あるだけ一括でドンッと投資してしまったほうが理論的にはリターンが大きくなります。
まとまったお金のうち、分割して後で投資する予定の資金は何のリターンも生み出さないので、価格上昇の恩恵を受ける機会を逃してしまうという理由からです。
なので、まとまった資金がある場合は、一括で投資してしまう選択肢もあり得ます。
一括で投資された資金の値動きに心が耐えることが出来れば、ですけどね!
初心者は、リターンが下がるとしても分割した方が良いと思います。
思った以上に価格の動きはストレスになりますよ><
サラリーマンに特に有効な理由
ドルコスト平均法の良さと、そのデメリットについて説明しましたが、サラリーマンの場合、以下の理由によって、ドルコスト平均法が最強となります!
サラリーマンは毎月一定額の収入が見込める
サラリーマンは毎月一定の収入がほぼ確実に見込めるため、投資資金を一定額捻出するということの見通しが立てやすく、ドルコスト平均法に向いています。
また、多くの人は一括で投資するような多額の資金も無いでしょうから、一括投資にリターンが負けるというような心配はハナから必要ありませんしね!
給与振込口座から毎月一定額を自動的に投資することが出来る
更に素晴らしいことに、毎月一定額ずつ投資信託を積立で自動購入出来るというサービスを提供している証券会社がたくさんあります。
最近ではネット銀行のみならず、地銀や信用金庫などにも対応しているので、給与振込口座からそのまま自動で天引きされるシステムを作ることが出来ちゃいます!
給与が入ったら使いたくなるのが人間の性・・・
欲望に負ける前に自動で投資されるのはありがたいですよね!
日々の仕事や家庭、趣味に集中できる
ドルコスト平均法により、日々の値動きに対して安定した精神状態を保てると、投資以外の事に集中出来ます!
人生を豊かにする為の投資ですが、投資自体に四六時中一喜一憂していては、なんの為に投資をやっているのか、本末転倒ですもんね!
もちろん、投資が生きがいで、決算書を読むのが日々の楽しみであるというような、ウォーレン・バフェットみたいな人は話が別です。
多くのサラリーマンは、投資=人生ではないと思いますので、精神安定剤としてドルコスト平均法はオススメです!
まとめ
まとめます!
- ドルコスト平均法は毎回決まった額を決まった間隔で買い続ける方法
- ドルコスト平均法で、安い時により多くの投資商品を買い、高いときには少ない量しか買わないということが、機械的に可能になる
- ドルコスト平均法はデメリットもある
- とはいえ、サラリーマンにはドルコスト平均法が最強!
いかがでしたか?
あなたも是非、ドルコスト平均法で安定した投資ライフを送りましょう!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
それでは、さようなら!
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